aluremu27さん
毛色を司る遺伝子は、すでにいくつか解明されておいて、色を薄めるダイリュート遺伝子や、被毛に縞模様を描くタビー遺伝子などの存在が知られています。
毛色や毛質の決定には遺伝子の働きに因るところが大きいことが分かっていますが、遺伝子がどのように活性化、不活性化するかや、品種によっては突然変異体の遺伝子や、伴性遺伝子の存在もあることから、生まれてくる子猫の毛色・毛質等をおおよそ判定することは可能でありますが、不明な部分もまだまだ多いです。
いくつかある遺伝子の組み合わせによって、複雑な模様を形作ることになりますが、解明されていない遺伝子も多数存在するようです。
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毛色はいろいろな「どっち?」を組み合わせています。
いくつか例をあげてみると、 以下のようになります。
・真っ白⇔色つき
・白ぶちを入れるか⇔入れないか
・しましまにするか⇔しないか
・黒⇔茶色
他にも様々な「どっち?」がありますが、とにかくこの「どっち?」には引き分けがありません。
両方とも出て来ることはないので、どちらか一方だけが残ることになります。
でしゃばりな方とそうでない方がありますので、例にあげたうちの上から3つまでは一つずつだったら前者がでしゃばることになります。
ところが、例にあげた4つ目の「黒か茶色か?」は、どちらもでしゃばりなのです。
ここから先は陣取り合戦です。
勝ったほうの色がぶちとなって表れます。
そして、例にあげた2つ目の白ぶちを入れるか入れないかで、三毛猫になるかサビ猫になるかが決まります。
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猫の毛色を赤にする遺伝子は性染色体であるX染色体(オス・メスを決める遺伝子)にあるため、赤と黒の毛色を一緒に持つ猫(混色、または三毛など)は、一方のX染色体に赤にする遺伝子があって、もう一方のX染色体にはその遺伝子がないという状態、つまりX染色体が2本なければならないので、全てメス猫(XX型)になります。
このような理由から、サビ猫や三毛猫はメス猫に限られ、稀に見られるオス猫は遺伝子の異常で誕生します。(オス猫はXY型で、Y染色体はオスの性を決める染色体で、毛の色を決める遺伝子を持ちません)
黒と茶もしくは赤が同時に発色するのは、メスだけになるのです。
サビ猫は英語ではトーティシェル(ベッコウ)と言います。
人々は労働者としての犬を使用するか、または、彼らはペットであった
美しいサビの色調は、黒が2に対して赤トラが1以下の割合です。
サビとベッコウを1つの色とする場合もありますが、黒の強い混色を「サビ」、赤トラの強い混色を「ベッコウ」に分類して、区別する場合もあるようです。
ベッコウは、ベッコウ細工の琥珀色の中に黒の斑模様がある、からの連想ですが、黒よりも赤トラの部分が多い場合は、まさにベッコウ色です。
つまり、地色が赤トラで、黒の斑が交じった毛色です。
この赤味の強い毛色を赤サビとして、黒味の強い毛色を黒サビとする場合もあります。
錆(サビ)は、黒の中に赤トラが重なるように混じり合ったもので、黒の部分が多く、赤トラの部分が少ない毛色です。
日本猫の場合は、黒の毛色の中に赤トラの毛色が差し毛のように混じり合った色調が多いようです。
全体がトラ縞に見える場合がありますが、サバまたはキジの縞の中に赤トラが入ると「ムギワラ」と呼ばれ、ベッコウとは別の色に分類しています。
トーティシェルの洋猫もいることですから、日本猫に限られるわけではないですが、サビ猫と呼ぶのは日本だけになるでしょうね。
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